診療内容MEDICAL CONTENTS

一般眼科はもちろん、白内障や緑内障をはじめ、各種専門治療やアレルギー検査も行っております。赤ちゃんからご年配の方まで、些細なことでもお気軽にご相談ください。

  • 眼鏡

    度数があっていない眼鏡は、眼精疲労や肩こり、頭痛の原因になります。特に40歳以上の方は、老眼に配慮してより丁寧な度数決定が必要です。当院では国家資格をもった視能訓練士が専属で担当し、時間をかけてしっかりと眼鏡合わせをいたします。眼鏡処方希望の方(大人)は、お電話でのご予約をお願いいたします。
    眼鏡外来希望と受付にお申し出ください。老眼鏡を希望の方は、事前に対象物(パソコン、新聞など)から目までの距離を測ってきてください。

    検査時間約1時間ほど ※お持ちの眼鏡を全てご持参ください
    費  用保険診療 + 選定医療費 1,500円(税込)
  • コンタクト

    コンタクトレンズは、直接目に入れるものです。どんなに素材がよくても眼にとっては負担になります。角膜(黒目)の酸素不足で、角膜の細胞(内皮細胞)が減少します。一度失った細胞は再生しません。
    当院では 定期検査で内皮細胞を検査し、度数の選定とあわせて適切なアドバイスをしております。調子がよいと思っていてもコンタクトレンズを使用している方は定期検査が重要です。

    • 角膜内皮細胞撮影装置

    • 正常な内皮細胞

  • 眼精疲労

    目を休ませても、目の奥が痛い、疲れがとれない症状がある場合は、「眼精疲労」という目の病気です。当院では、眼精疲労を検査機器でグラフ化し説明が可能です。 点眼や内服での治療と、視能訓練士(国家資格)が適切な眼鏡やコンタクトレンズの処方をします。

    • 眼調節機能解析検眼機

      眼調節機能解析検眼機


    異常なし


    異常あり

  • 花粉症

    症状がひどくなる前に、点眼や内服を早めに開始する「初期療法」によって、症状をかなり抑えることができます。1月中旬ごろから、薬を処方しておりますので、毎年花粉症の症状が強い方はお早目にご相談ください。また、当院ではアレルギー体質を根本から改善する注射(ヒスタグロビン注射)や舌下免疫療法もしております。
    晴れて気温が高く風が強い日は、花粉が多く飛びます。眼鏡やマスクで身を守り、帰宅時、流水で洗眼や洗顔をしましょう。

  • ドライアイ

    治療法に関しては点眼療法が一般的です。水分を補充する人工涙液、うるおいを保ち傷を治すヒアルロン酸ナトリウム点眼液、涙の量を増加させ、質を改善する点眼液などを使用します。重症な場合は、涙点プラグ(液体型と固体型)による治療を行います。

    •  

    TMA®治療について

    「ティクセル」は本体とハンドピースからなる美容とドライアイ治療用のイスラエルで開発された医療機器です。 ティクセルのハンドピースをまぶたに置いて、ハンドピース内で400℃に加熱された先の尖っていないピラミッド形状のチタン合金チップが、 まぶた表面を千分の一秒単位の極短い時間で軽く押し ます。これはサーモメカニカルアブレーション(TMA®)と呼ばれる特許技術です。 この治療を約2週間おきに合計3回程度行います。

    この作用によりドライアイの原因となるマイボーム腺開口部の「つまり」を取り除き、マイホーム腺の働きを高め、 涙に含まれる脂分の分泌を良くするこ とで、ドライアイ症状の改善が報告されています。

    1回 片眼 3500円(税込)推奨回数 約2週間毎を3回(効果:半年~1年と個人差あり)(麻酔薬 片眼 1500円 希望者)
    ※自費診療のため薬処方などの保険診療と同日に施術はできません。

    詳しい資料はこちら[PDF

  • 結膜炎

    結膜炎は、白目(しろめ)とまぶたの裏側を覆っている半透明な膜(結膜)が、赤く充血して炎症を起こす病気です。感染で起こる細菌性結膜炎、ウィルス性結膜炎、アレルギーで起こるアレルギー性結膜炎などさまざまな種類があります。

  • 白内障

    眼球内にある水晶体(目のレンズ)が加齢などによって濁る症状を白内障といいます。正常な水晶体は透明で、光を良く通します。しかし、白内障になると、光の通り道が濁るため、かすんで物が見えにくくなります。
    また、レンズの濁り部分が光を拡散してしまうので、明るい所では返って眩しくなることもあります。白内障が進行し、日常生活に不便を感じるようになりましたら、手術による治療を検討します。
    見えにくい、明るい所で眩しさを感じるなどの自覚症状がございましたら、ご相談ください。

  • 緑内障

    視神経が目の圧力(眼圧)でダメージをうけ、視野が狭くなっていく病気です。日本人の中途失明の原因の1位。40才以上の20人に1人が緑内障で、年齢が上がるにつれ、その確率も上がります。
    末期になるまで、自分で気づくことができないため約8割の人は、緑内障が未発見といわれています。緑内障のタイプは色々ありますが、眼圧が正常でも緑内障になる正常眼圧緑内障の方が日本人には過半数以上を占めています。
    眼科での診療と、視野検査で、進行していないかどうかを確認しながら治療していく事がとても重要です。最近では、光干渉断層計(OCT)を用いて視神経乳頭や網膜の厚みを測ることで、適確な診断や経過観察が可能となりました。

  • 目の奥の疾患

    糖尿病網膜症

    糖尿病網膜症は眼底に異常が起きる恐ろしい病気です。これが進行性のものだと、失明することがあります。対策として糖尿病の血糖コントロールが何よりも大切です。多くの場合、長い時間の経過を経て目の異常が起こります。糖尿病になっても最初の数年は目は一見なんともありません。だからといって、血糖コントロールを怠らないでください。一端、目に異常が現れても、血糖コントロールをしないと、目はどんどん悪化します。

    加齢黄斑変性症

    加齢が原因で、黄斑(おうはん)という見るためにとても重要な部分がいたむ病気です。活性酸素による目の老化も原因で、喫煙、紫外線、ストレス、偏った食事などが原因であろうといわれています。予防のためにはルテインを積極的に摂取することをお薦めします。
    症状としては、ゆがむ、中心が暗く見える、ぼやけるなどです。片目が病気になっても、健康な一方の目でおぎなってしまうため、気づきにくい事があります。おかしいと感じたら眼科を受診しましょう。眼科での診療や光干渉断層計(OCT)を用いて網膜のむくみや出血、治療効果の判定をしていく事が大切です。

  • 近視治療について(自由診療)

    近年全世界で子供たちの近視が急速に増え、社会問題となっています。子供たちが外で遊ぶ機会が減り、スマホ・タブレットなどの使用時間の増加が影響していると言われています。当院では子供たちの近視進行に対し、積極的に治療(コンタクトレンズ点眼薬)を行っています。

    特に両親が近視の方、小さい時から近視の子供は、進行しやすい傾向があります。近視を治すことはできませんが、近視の進行をすこしでも軽減する事が出来れば、近視が強いことで将来引き起こされる可能性のある眼の病気(例えば、近視性黄斑症・網膜剥離など)の発症を減らすことができます。詳しくはこちらをご覧ください。

    ✳︎コンタクトレンズについては、詳しくは来院時にご説明いたします。現在、オルソケラトロジーレンズの新規患者様の受け入れは中止しております。今後、ワンデイソフトコンタクトレンズに移行予定です。



    近視進行抑制治療を受けられている患者さん
    及び今後ご希望される患者さんへ

    近視進行抑制治療に対するガイドラインの変更に伴い、当院での治療ルールが以下の通りとなります

    ①保険診療は別日での診察となります。
    ②近視進行抑制治療に伴う診察・検査代が5.500円(税込)となります。
    近視進行抑制薬1か月分4.400円(税込)となります。
    ③近視進行抑制薬の処方をする際は必ず診察・検査が必要となります。
    保護者のみの受け取りはできません。
    ④医師に指示された時期に必ず受診をしてください。
    初回は1か月後、それ以降は4カ月ごとの定期検査です。